大会長挨拶

第6回関東甲信越臨床工学会 大会長

宮川 宜之

会員の皆様、企業の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
平素より関東甲信越臨床工学技士協議会の活動に格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

このたび、「第6回関東甲信越臨床工学会」および「第16回長野県臨床工学会」を、2026年10月31日(土)・11月1日(日)の2日間、長野県松本市のアルピコプラザホテルにて開催する運びとなりました。関東甲信越臨床工学会は、2021年に関東と甲信越の両協議会が一つとなり、群馬県での第1回を皮切りに、神奈川県、新潟県、東京都、埼玉県と開催を重ね、今回、長野県での開催を迎えます。

本大会のテーマは、
「Borderless(ボーダレス) ~対話で広げる、臨床工学技士の未来」
です。信州の象徴である山々を望むこの地で、私たちは「境界を越える」ことをキーワードに掲げました。
信州の豊かな自然と歴史文化に囲まれた松本の地で、皆様をお迎えできることを大変うれしく思います。

今回の大会では、従来の一般口演やハンズオンセミナーなどに加え、**「対話セッション」**を設け、参加者全員が意見を交わしながら、現場の課題や将来のビジョンを共有し、関東甲信越協議会や日本臨床工学技士会への提案につながるようなアウトプットを目指します。これは、学会を「知識を得る場」から「未来を共に創る場」へと進化させる新たな試みです。

また、10月31日には信毎MEDIA GARDENにて懇親会を予定しております。信州の豊かな自然と文化に触れながら、参加者同士の交流を深める機会となれば幸いです。

本大会が、皆様にとって新たな知見を得るだけでなく、仲間と共に未来を語り合う場となることを願い、実行委員一同、鋭意準備を進めております。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。